こんにちは、世界放浪2輪旅中の管理人です。
世界最小の火山、もとい Fontana ardente で転倒、泥だらけになったテネレで雨のなかようやくみつけた宿でぐっすり休んだ翌朝、更に北部の大都市 Bologna; ボローニャを目指します。
※この記事は2024年11月頃の出来事を書いています。
Bologna へ向けて
昨晩、雨のなかなんとか辿り着いた山奥の宿。夜中は予報どおりかなり雨が強くなったから、投宿して正解だった。
ガレージもあるし、素敵な場所だったけど 連泊したいなぁという気持ちを抑えて出発。
昨日は暗くてわかんなかったけど、こんな山道上ってきたのか。
今日はすっきり晴れてくれて、気持ちよくダートを下っていく。
11月も下旬、当初はイタリア北部なんて雪で走れないんじゃないかと思ってたけど よほど標高の高いとこにでも行かなきゃ 晴れた日はまだまだ全然走れるし、なんならちょっと暖かい時もある。
街中アートに溢れた Dozza
ボローニャに着く前に、途中で Dozza; ドッツァという街にやってきた。
なんでも、野外美術館みたいな町だってんで みてみようと寄ってみたのだ。
街の西側の入口に聳え建っている Sforza Castle in Dozza; スフォルツァ城.
東側に面する巨大な2連の円筒形のフォルムが特徴的で、1250年頃に要塞として創建された。当時イタリアでは教皇派(Guelf; ゲルフ)と皇帝派(Ghibelline; ギベリン)の争いが激化した時期で、教皇派の主要拠点だったボローニャの戦略拠点・防衛前線として築かれたらしい。
15世紀末、名前の由来となってる当時の領主 Caterina Sforza; カテリーナ・スフォルツァによって大規模に改修されて、今見ることができる姿はこの時のもの。その後は要塞から貴族の邸宅となって、1960年代に市に買い取られるまではMalvezzi家 が住んでいた。今ではミュージアムになっている。
さて、城から東側へ 街を歩いて行ってみる。
町全体がアートギャラリーみたいになってるというのは、どういうことだろうか。
通りの真ん中あたりに建つ 小さな教会 Parrocchia dell’Assunzione di Maria Vergine.
中世からつづく歴史的な街並みをふらふら歩いていると、
家々の外壁に沢山のアートが描かれているエリアに出て来た。なるほど、これが「屋外美術館」の所以か。
1995年 小野さんによる「東京」という作品も発見した。
街の外壁がアートによって飾られるようになったのは、1960年 人口減少や若者の流出に悩んでいた当時の市長が、
「街の壁そのものをアートのキャンバスにして人を呼び込もう!」という大胆なアイデアで始めた Biennale del Muro Dipinto; 壁画ビエンナーレ という街おこし的な企画に端を発する。
それ以降、定期的に開催された壁画ビエンナーレによって、
街の外壁には 約200人のアーティストたちによる作品が蓄積していって、
現在の「屋外美術館」とよばれるまでになったんだそうな。
このアンニュイな猫いいな。絶妙にデフォルメした感じが 猫の「つまんねーなぁ」って雰囲気を醸し出してる笑
東の端っこまで行って、また戻って ざっくり街全体を見回ったところで ボローニャへ向かう。
Bologna に到着 Luca との出会い
あっという間に西日になってきた。
北部アペニン山脈と、ボローニャ以北にひろがる広大なエミリア平野のちょうど継ぎ目にあたる丘陵地帯。
果樹園やブドウ畑の間を縫って、
そんな Bologna; ボローニャ県東部の道を北西へと進んでいく。
ちょうど日が落ちるかって頃に、ボローニャでの頼り先、Luca の家に到着した。
バイクを Luca宅のガレージ、彼のテネレの横に格納したら
宴会に混ぜてもらうのであった。
つづく